歯を失う原因は虫歯じゃない!最大の原因は歯周病!

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多くの人が「虫歯で歯を失う」を思っています。間違ってはいませんが、実は最大の原因は虫歯ではなく歯周病なのです。

歯や歯茎が歯周菌の感染により歯茎の腫れや出血、歯のぐらつき、口臭などの炎症を引き起こします。重症化すると歯が抜け落ち、糖尿病や循環器・呼吸器疾患などの全身疾患とも関連性があると言われています。

 

このような習慣が歯周病のリスクを高めます

歯周病は歯周病菌による感染症であるため、免疫力が低下したり口腔内を清潔に保てていなかったりすると発症しやすくなりますが、下記のような習慣を見直すことで、歯周病を予防することができます。

✔ 不規則な生活習慣

睡眠不足などの不規則な生活習慣は、ストレスや疲労がたまるので免疫力の低下につながります。免疫力が低下すると、歯周病菌がお口の中で繁殖しやすくなります。

✔ 喫煙

ニコチンが毛細血管を収縮させたり、一酸化炭素が酸素供給を妨げたりするため、タバコは口腔内環境にとってマイナスです。喫煙習慣がある方は、歯周病菌がお口の中で繁殖しやすくなります。

✔ 歯ぎしり・食いしばり

特定の歯に強い負荷をかける歯ぎしりや食いしばりは、歯根や顎の骨に大きなダメージを与えるので、その周辺で歯周病が進行する原因となります。

✔ ブラッシング不足

歯周病菌が潜むプラークを毎日のブラッシングできちんと取り除いていないと、歯周病が進行しやすくなります。正しい方法でブラッシングを行うことが重要です。

✔ 不適切な食習慣

よく咬まないと自浄作用がある唾液が十分に分泌されず、歯周病菌が繁殖しやすくなります。また、間食が多いと口腔内に食べカスがとどまる時間が長くなり、歯周病菌が繁殖しやすくなります。

 

 

歯周病の進行段階と治療法

一般的に歯周病の進行段階は、歯肉炎・軽度歯周炎→中度歯周炎→重度歯周炎という流れで分類されます。

歯肉炎・軽度歯周炎

歯茎に軽い炎症が起きている状態で、歯茎が赤く腫れて、ブラッシングをすると出血したり、冷たい物がしみたりすることがあります。この段階での治療はブラッシングでは落とせない歯や歯周ポケットに溜まったプラークや歯石を、専用の器具を使って取り除き、毎日のケアでプラークをしっかり除去できるよう、正しいブラッシング方法を指導します。

 

中等度歯周炎

顎の骨が溶けはじめ、指で押すとグラグラと動くようになった状態です。歯が浮くような感覚があり、歯茎は赤黒く腫れ、膿も出て口臭がひどくなります。この段階での治療は、歯と歯茎の隙間である歯周ポケット内部に付着した歯石やプラークを専用器具で取り除き、表面を滑らかに磨きあげて汚れの再付着を防ぎます。もしくは、歯茎に麻酔をして、歯周ポケット内のプラークや歯石、炎症が起こっている歯周組織を取り除く外科的処置を行います。

 

重度歯周炎

顎の骨がほとんど溶かされ、いつ歯が抜け落ちてもおかしくない状態です。支えを失いつつある歯はグラグラと大きく動揺します。歯茎が真っ赤に腫れ、膿や出血の量が増え、痛みや口臭がひどくなります。重度の歯周炎の治療は歯茎に麻酔をして切開し、顎の骨からはがします。露出させた歯根に付着しているプラークや歯石、炎症が起こっている歯周組織を取り除きます。

 

歯磨きだけでは歯周病予防はできない

口腔内のプラークを取り除くには歯磨きが欠かせませんが、歯磨きだけでプラークをきれいに取ることは難しいです。奥歯や歯並びの悪い部分には歯ブラシが届きにくく、プラークが残りやすいため、特に歯周病が発症しやすい傾向にあります。

また、「毎日、丁寧に歯磨きをしている」人でも、多くの人に磨き残しがあります。これは、自分では丁寧に磨いているつもりでも、実際はブラッシングの癖などがあって自己流の磨き方になっているからです。

そのため、ご自宅でのブラッシングに加えて、歯科医院でのメンテナンスをおすすめします。メンテナンスでは、ブラッシングなどのホームケアでは取り除くことができない歯周ポケット内のプラークを確実に取り除くことができます。「毎日の正しいホームケア + 定期的なメンテナンス」で、歯周病のリスクを限りなくゼロにすることができます。

 

歯周病の治療は続けることが1番大事

歯周病は、一度症状がひどくなると回復が非常に難しい病気です。ご自身では、お口のトラブルを感じていなくても、症状が進行していることもあります。受診するタイミングを逃すと、治療が手遅れになってしまうことも少なくありませんので、歯茎の腫れや出血、お口の中がネバネバしたり口臭がきつくなったと感じたら、早めに受診しましょう。また、定期的に検診を受けることもとても大切です。

歯周病回復の近道は歯科医院での指導をしっかり守り、根気よく治療を続けていくことです。

 

 

 

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